ねばねばネット

前回夜空杯の並びを眺めていたところしろたんがウオノラゴン+クワガノンを使用していて、おそらくネットウオノラゴン構築だろうと考え、現状のネット要員をチェックしておこうと思った。(対戦してないため実際にクワガノンがネット要員だったかは不明)

 

念のため最初にねばねばネットという技について説明しておくと、まきびしのような設置技であり足がついているポケモンを繰り出すと素早さが1段階下がるのでエースの抜き性能を飛躍的に上げたり、一部のポケモンに対するメタになったりする。

実際、目にとまったしろたんが採用しているウオノラゴンの最大打点は先制エラがみなのでそれを通すためのねばねばネットだろうと思われる。

 

ネット要員のリストアップの前に弱みについて。

ねばねばネット習得可能ポケモンはとても少なく見せ合い段階でバレバレの事が多い上に基本的にパワーが低いので対の選択肢があるわけでもなくネットと引き換えに5:6の展開になりやすい

②高速スピン、霧払いをされると解除される上に霧払いは無効化もできないため致命的

③マジックミラーで跳ね返される

④負けん気や勝ち気や天邪鬼に利用される

⑤スカーフサザンドラクリアボディドラパルトのようなネットを踏まない高速アタッカーにエースを潰されやすい

パッと思いつくのはこんなところ。

つまり対策する時もこのあたりを意識しておくと良い。

 

さて、本題の現時点でねばねばネットを習得可能なポケモンをみていく。

 

ツボツボ

・高耐久

ステルスロック両立可能

 

デンチュラ

・複眼雷でそれなりの火力と麻痺期待

・現状のマジックミラー持ちであるブリムオン以外に一致抜群がとれる

ボルトチェンジ可能

・それなりに素早さが高い

 

ペロリーム

・願い事欠伸型や過去作技だが軽業腹太鼓型等ネット要員以外の使い方もできる

・催眠対策特性持ち

 

クワガノン

・火力が高い

・現状のマジックミラー持ちであるブリムオン以外に一致抜群がとれる

ボルトチェンジ可能

(・過去作技が使える場合、羽休め可能)

 

アブリボン

・素早さが高い

・怯み対策特性持ち

・催眠対策特性持ち

・蝶舞バトンや眼鏡トリック型等ネット要員以外の使い方もできる

・とんぼがえり可能

 

オニシズクモ

・繰り出し性能がそれなりに高い

・火力がそれなりに高い

・火傷対策特性持ち

 

レドーム

・輝石持ちで高耐久

・自己再生可能

 

イオルブ

・お見通しで序盤に情報を引き出せる

・それなりの高耐久

・自己再生可能

・とんぼがえり可能

・瞑想鉄壁バトン型等ネット要員以外の使い方もできる

(・キョダイマックス可能)

 

この中で個人的に評価が高めな上からポケモンは、

アブリボン:1回行動する事が重要なネット要員最速

デンチュラ:高速アタッカーとしての働きをそれなりに期待できる数値を持っていてアブリボンに次ぐ素早さ

ツボツボ:ステロと両立させて構築の枠圧縮

オニシズクモ:繰り出し能力とアタッカーとして期待できる火力を持たせる固有特性の優秀さ

となっている。

 

残りのポケモンに関しては、

クワガノン:遅いのがあまりにもネックだが羽休めが使用可能なら HB振り ボルトチェンジ/虫のさざめき/ねばねばネット/羽休め@厚底ブーツ みたいな型がもしかしたらサイクルの一端とエース降臨サポートを両立したネット要員として使えるかもしれない

ペロリーム:全く強そうにみえないが スイートベール HB振り じゃれつくorマジカルシャインorメタ技/欠伸/ねばねばネット/願い事@食べ残し みたいな型がもしかしたら催眠対策と起点作りとサイクルの一端を兼ねたネット要員として使えるかもしれない

レドームシ:とにかく弱そう

イオルブ:とにかく弱そう2だが お見通し HB振り サイコキネシス/とんぼがえり/ねばねばネット/自己再生@厚底ブーツ みたいな型がもしかしたらサイクルの一端とエース降臨サポートを両立したネット要員として使えるかもしれない

 

以上!

追記は何か要望があればするかも。