第33回夜空杯 使用パーティ
2021年11月27日に行われたシングル6650オフの第33回夜空杯で使用したパーティです。
画像(面倒なので気が向いたら)
【構築経緯】
トルンに相談しイージーウィンポケモンとしてウオノラゴンを採用。
ウオノラゴンでイージーウィンするための素早さ操作として電磁波ばら撒き、ねばねばネット、スカーフ、砂かきがあがり最も手間の少なそうな砂かきを採用。
ウオノラゴンを砂かきにしたため砂起こし要員としてサンダーを意識してバンギラスを採用。
ウオノラゴンで突破困難ポケモンの水タイプを破壊できそうなダイマ要員として負けん気化身ボルトロスを採用。
ウーラオス意識と序盤のテンポ作りとして脱出ボタンドヒドイデを採用。
バンギラスドヒドイデの補完及びボルトロスを立ち回りで組み込む負担を減らすためにサンダーを採用。
脱出ボタンムーブのための高速とんぼ要員でアタッカーとして範囲が被りにくい枠として特殊ドラパルトを採用。
【個別解説】
砂かきウオノラゴン@拘り鉢巻
エラがみ/逆鱗/サイコファング/ロックブラスト
逆鱗の枠はドラゴンを縛れる小回りのきく技があればその方が良かったが物理では見当たらず、鉢巻でないと火力が心許なかったので特殊を採用する気になれなかった。
砂起こしバンギラス@さらさら岩
噛み砕く/岩石封じ/挑発/ステルスロック
隙をみせにくい岩石封じと2拘りで小回りがきかないため確実に体力を削ったり宿木や欠伸展開などに抵抗するための挑発。
負けん気化身ボルトロス@弱点保険
ワイルドボルト/馬鹿力/空を飛ぶ/草結び
反動は気になったが雷パンチだと威力が低過ぎるためワイルドボルト。
ダイナックル用+範囲をとるため馬鹿力。
ダイジェット用空を飛ぶ。
呼び水トリトドンを意識して草技を採用した。
反動が気になる+ダイマ技や威嚇以外で火力を上げる要素が欲しかったため球ではなく弱点保険を持たせた。
刺さる時はかなり強かったが、強いかどうかがあまりにも相手に依存しすぎるのにダイマ前提なところが不安定すぎて勝率には貢献しないと感じた。
再生力ドヒドイデ@脱出ボタン
熱湯/毒毒/黒い霧/自己再生
崩し要素を増やすための毒毒と詰みパターンを減らすために黒い霧を選んだ。
毒びしはそもそも刺さらなそうで、トーチカはヘドロを持たせてない+砂構築なのでメリットがかなり減り優先度が下がった。
静電気サンダー@厚底ブーツ
ボルトチェンジ/暴風/熱風/羽休め
居座って殴る電気としてはボルトロスがいたためボルチェン+2ウェポンにした。
クリアボディドラパルト@拘り眼鏡
流星群/シャドーボール/火炎放射/とんぼがえり
ナットレイに甘えさせないために最終技は火炎放射を採用。
【結果総評】
結果は2勝5敗で予選落ち。
プレイングの甘さもあったが構築パワーの低さが目立った。
まず攻めの要になっているボルトロスについてだが、机上論だとカグヤドヒド霊ランド的なパーティを簡単に破壊できて強そうだったのだが、いざ使ってみるとかなり扱いにかかった。
原因として能動的に能力を上げるためにはダイナックル+ダイジェットを使わざるを得ない点、物理技が全て使い勝手が悪い点があげられる。
ボルトロスがダイマ依存度が高いため立ち回りに組み込みにくいのに加えて拘りを2採用し、さらに1匹は天候依存の場面も多かったため立ち回りの制約が非常に大きく端的に言えば相性が悪かった。
攻め手が窮屈にも関わらず防御面は受け駒は地面が重く、全体として電気とドラゴンが一貫していて決してかたいとは言えなかった。
この辺りは気付いてなかったわけではないのだが想定では自分の攻めがそれなりに強く展開を早めにすすめられると思っていたため軽視していた。
実際には前述の通り立ち回りが窮屈で思うように動かせず後手にまわる事が多かったため致命傷だった。
しかも想定より致命的だったのが、地面が重いけどウオノラゴンで縛れば大丈夫→ドリュウズの方が速い、電気が一貫してるけどボルチェンは脱出で防いで上から縛ればなんとか→レジエレキや砂かきパッチラゴンの方が速くボルチェンなんて甘い火力じゃない、ドラゴンは脱出から展開してウオノラゴンで縛ればなんとか→逆鱗押したら負けるから押せない、となっていた。
なので、ボルトロスだけではなく構築自体が欠陥だったためちゃんと専用構築を組めばまだ活躍の可能性はあるかもしれない。