66の基本的な環境の把握
あまりにもポケモン把握してなくてやばいので初歩的な事を把握するためのメモ的な。
https://yozorahai.hatenablog.com/entry/2021/12/03/032536
直近の夜空杯の結果を参考にしてみる。
全体(16)KPから
8:サンダー
3:ピクシー、シャワーズ、バンギラス、ドリュウズ、霊ランドロス、カプ・ブルル、アーゴヨン
2以下は省略。(気になるポケモンがいればピックアップするかも)
決勝トナメ(4)KPから
2:霊ランド(66%)
1:ピクシー(33%)、ドヒドイデ(25%)、テッカグヤ、サンダー(12.5%)、ポリゴン2、アーゴヨン(33%)、パッチラゴン、レジエレキ(50%)、バンギラス(33%)、マリルリ、モロバレル、アーマーガア(50%)、エースバーン、ラティオス、ガブリアス(50%)カプ・レヒレ
()内はKP2以上のポケモンの予選通過率。
この2つの情報から環境に最も多いポケモンはサンダーであり、対策が追いついていないポケモンは悪ウーラオス、Gヤドキングと読み取れる。
サンダーに関してはKP2位の倍の数がいるにも関わらず最も通過率が低いため強烈にマークされているポケモンな事もわかった。
よって、今回の環境トップは悪ウーラオス、Gヤドキングであり次回は意識せざるをえないポケモンといえると思う。
次はこれらのポケモンを意識して採用されたと思われる、または結果的に強そうなポケモンに注目したい。
サンダー
→バンギラス、アーゴヨン、ハピナス、ラティアス、ドサイドン、ラッキー、ブラッキー、ポリゴン2、ラティオス、テラキオン、ウツロイド、パッチラゴン > ドリュウズ、霊ランドロス、カイリュー、ガブリアス、カバルドン、霊ボルトロス、ドラパルト
12+7
悪ウーラオス
→ドヒドイデ、ピクシー、カプ・ブルル、マッシブーン、Gマタドガス、マリルリ、カプ・レヒレ > サンダー、アーゴヨン、エルフーン、モロバレル、テラキオン
7+5
→悪ウーラオス、バンギラス、ドリュウズ、霊ランドロス、ハピナス、ラティアス、ガブリアス、カバルドン、ラッキー、ブラッキー、ポリゴン2、ラティオス、ゴチルゼル > ドサイドン、ヒードラン、ミミッキュ、ドラパルト、テッカグヤ
13+5
※基準は直感的なので雑
こうしてみてみると悪ウーラオスが通っているのはわかるが、Gヤドキングとサンダーの活躍に差がありすぎるようにみえる。
Gヤドキングはトップメタと言える悪ウーラオスを呼ぶ点も気になるのに。
おそらくこのルールにおける再生力の強さによるものと思われるがせっかくなので言語化を試みる。
①繰り出し能力
繰り出し範囲は比較が面倒なので繰り出し能力の維持について。
・サンダーは再生技の羽休めを習得可能なので繰り出し能力は維持しやすい。
ただし、ステルスロックが1/4で入るので厚底ブーツを持たないと一気に維持困難になるためサイクル意識だと持ち物がほぼ固定されてしまう。
・Gヤドキングは再生技として怠けるを習得可能な事に加えて特性の再生力がある。
再生力の回復量はステルスロックを上回っているため出し入れしているだけで回復していくので持ち物の自由度が高く黒いヘドロも対応しているため高評価。
・Gヤドキングの方がかなり繰り出し能力を維持しやすいといえる。
②範囲
・サンダーは電気、飛行、炎から選択、または全てでかなりの範囲が持てる。
ボルトチェンジやとんぼがえり+アタッカーにより擬似拡張が可能だが積み技がダイジェットと高速移動くらいしかないため数値で受けられると対応が少ない。
加えて再生回復を入れなくてもサイクル能力を維持しやすく、熱湯やマッドショットや地震等々優秀なピンポ技も多い。
エスパー技だけでみてもB計算とD計算を選ぶ事ができ、未来予知によりタイミングをずらした集中をかける事も可能。
汎用火力技となる毒技はヘドロ爆弾を採用する事で追加ダメージもそれなりに見込める。
瞑想や悪巧みも使えるため安易な受けを破壊する事もできるが突撃チョッキと併用できない。
積み技を採用しても素早さが遅く、操作できそうなトリックルームを採用すると範囲が心もとない。
攻撃範囲ではないがトリックによる高速役割破壊も可能だが呼ぶポケモンは予測しにくい。
・攻撃範囲だけでいえばどちらも優秀だがサイクルの中で負担を与えるならGヤドキング優勢、抜き性能をみるならサンダーが優勢という印象。
サンダーがサイクル負担で有利をとるにはとんぼがえり+刺さっているアタッカーが必要そうにみえる。
③組み合わせ
・今回いたポケモンの中でサンダーが負担を与えにくいのがノーマル組、バンギラス、ラティ(?)、カイリュー(?)なので悪ウーラオスが攻めの相性は良さそう。
ちなみに今回この組み合わせは1/8。
・同じくGヤドキングが負担を与えにくいのがノーマル組、シャワーズ、バンギラス、カイリュー(?)、ラティ、(?)、ヒードランだが自由度の高い部分でどこかはケアでき今回は地震、マッドショット、熱湯あたりが見られたためヒードランはケアされていたように感じる。
サンダーと同じく悪ウーラオスとの攻めの相性は良さそうで今回は3/4。
・Gヤドキングの場合は毒の追加効果や採用エスパー技によっても負担の与え方が変わる事と繰り出し+回復をせずに殴っていけるテンポの良さがあるので実戦値では結構な差があると思われる。
今回のサンダーとGヤドキングの活躍の差は
①悪ウーラオスとの同時採用率
②サイクル適正の差
によるものと思われる。
②に関しては、サンダーの型をサイクル戦にフォーカスしたとんぼがえり採用にしていくか、そもそもサンダーをサイクルに組み込むのではなく抜きエースとした構築で解決できそう。
【結論】
現環境単体トップは悪ウーラオスである。