第19回夜空杯 使用パーティ

2016年10月9日に行われた見せ合いシングル6650オフの第19回夜空杯で使用したパーティです。

頑丈エアームド@綺麗な抜け殻
まきびし/ステルスロック/吹き飛ばし/羽休め
舞マンダとフェアリーケア、絶対零度ケアで採用。
まきびしと攻撃技のどちらを採用するか迷ったが今回は主にゲッコウガを通す事を目的としているので温存されたフェアリーあたりへの蓄積速度を上げるためにまきびしを採用した。
強かったのだが、刺さらない時に本当にやる事が無かったので素直に厳しいメガフシギバナへの打点を持たせればよかった。
当日メガフシギバナに困らされたわけでは無いのだが、攻撃技が無い事で風船ヒードランの相手が非常に厳しかった。

フェアリースキンニンフィア@カゴの実
ハイパーボイス/いびき/瞑想/眠る
あくびループに強烈に強い枠。
クレッフィも適当にまきびし等でダメージが入っていれば強引に瞑想からわりと勝てる。
定数による削りから高速アタッカーで処理を目的としているのでそれで崩せないような耐久パーティを崩すために採用した。

変幻自在ゲッコウガ@命の球
悪の波動/冷凍ビーム/ダストシュート/水手裏剣
メガ枠ばりの勝つ力を持っている強烈なポケモン
今回は勝ち筋に直結しないメガ枠を採用したのでエースとして目をつけた。
悪の波動と冷凍ビームについては特筆する事は無い。
残りの技を終盤に温存されている事が多いフェアリーの処理技、ラティアスだけでは心もとないバシャーモへの抵抗力で埋めた。
けたぐりや神通力も魅力だったのだが、バンギラスは序盤に削れて冷凍圏内になる事がほとんど、メガフシギバナヒードランでがんばるという事で割り切った。

しんりょくジュカインジュカインナイト
リーフストーム/龍の波動/地震/守る
構築の始点となったポケモン
ボルトチェンジ・電磁波の一貫を切れる、太鼓マリルリストッパーをできる、ゲッコウガメガゲンガーメガライボルトなどゲッコウガで相手をしたくない高速アタッカーをさらに上から処理できるあたりを採用理由とした。
初手ゲッコウガやカバロトムなど先発から圧力をかけたい相手が多く、メガシンカしておかないとボルチェンを切れない事からまずメガシンカをしてもらうために守るを採用した。
地震の枠は気合玉と迷ったのだが、安定して遂行してもらいたい事とクレッフィにある程度役割を持てる事から地震を選んだ。
これによりエアームドの処理がヒードランほぼ一任になってしまったり、風船ヒードランが実質無理になってしまったのでこれは失敗だった。

ヒードラン@食べ残し
噴煙/大地の力/毒々/守る
ジュカインエアームドで止まる型にしたのでエアームドが出てきた場合に後ろのほとんどのポケモンに負担を与えられるヒードランを採用した。
霊獣ボルトロスも目にとまったのだが、大地のないヒードランに強烈に強気に出れる点、サイクルでの消耗をおえられる点、型によってはメガフシギバナを相手にできる点を評価した。
安定技であり追加効果が発生すると非常に有利にすすめられる噴煙、ヒードランにこれ以上弱くするわけにはいかないので大地、鋼を呼ばないヒードランの最強負担技の毒々まではすんなり決まり、最後は守ると身代わりで迷ったのだが今回はヒードランの役割が非常に多かったので奇襲で屈さないように守るを選択した。

ラティアス@オボンの実
サイコキネシス/ほえる/願い事/羽休め
霊獣ボルトロスバシャーモへの繰り出し能力があるポケモンを探していて補完で採用した。
仮想敵からサイコキネシスがまず決まり、以前ぱげが使用していたラティアスを参考に当初は毒々、願い事、守るで使っていた。
しかし、残飯のない願い事守るがあやしかった事、ドランがすでに毒をばらまいている事が多かった事、自分を即時回復させられれば毒の相手に粘れるのにそれができずラティアスを失う事からサイクルが厳しくなる展開が何度かあった事、大地所持ヒードランの身代わりで負ける事などからこの技構成となった。
持ち物は蓄積でバシャボルトに一気に持ってかれるのを避けるためオボンとした。

結果は2勝4敗で予選落ち。
試運転での使用感は悪くなかったのだが当日は機能しない場面が多かった。
ジュカイン自体がピンポイントで機能するポケモンなので今回のようなサイクル重視のパーティよりある程度前のめりで読み合いの回数を減らした方が活躍が見込めたかもしれないと感じた。
またメガシンカ枠を勝ち筋としていないのでせっかくよんでいる場面ではリスクを嫌わず積極的に繰り出しを稼いでいくべきだったかなと反省した。
ヒードランに繰り出し、崩しの多くの役割を集中させすぎたのでヒードランが機能しなかった対戦が全て負けたと思う。
パーティで言えば役割分散、自身のプレイングとメガジュカインの性質で言えば読み合い負担回数がかみあってなかったというのが全体としての感想。