第32回夜空杯 使用パーティ

2020年2月9日に行われたシングル6650オフの第32回夜空杯で使用したパーティです。

 

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【構築経緯】

今作からダイマックスが追加されたため、ダイマックスと相性のいいポケモンを探したところ耐性の優秀さ、弱点保険との相性の良さ、ダイジェットとの相性の良さからトゲキッスを採用。

 

トゲキッスを使うにあたりネックとなる岩弱点によるステロ1/4ダメージがダイマックス前提な事によりさらに気になりスピナーを採用する事にし、最もパワーと役割があると感じたドリュウズを採用。

 

相手のトゲキッスギャラドスダイマックスから展開されるかもしれない状況を何度も防げる気がしなかったので降臨回数を制限するためにステルスロック要員を探し、多少はドラパルトに繰り出し性能があった事とギアチェンジストリンダーやドラパルトを上から殴れる要素が欲しかった事からドリュウズを砂かきにしてバンギラスを採用。

 

ここまでで相手のドリュウズが辛かった事、ウオノラゴンやパッチラゴンに対応できる気がしなかった事、カバルドン展開が辛かった事、キッスでもドリュウズでも突破困難なポケモンとして水ロトムがいた事からパンプジン(特大)を採用。

 

低負担のパンプジン(特大)を採用した事で相手の身代わり展開が苦しくなりそうだったので対策及び、ドリュウズだけだと過労死させられそうなストリンダーへの繰り出し、多いと予想したアーマーガア、ドヒドイデ、ガラルサニーゴ関連の受けサイクルを破壊するためにストリンダーを採用。

 

砂下ドリュウズ以外が遅すぎる事と先発性能の高いポケモントゲキッスくらいしかいなかった事から不利対面が少なく小回りのきく高速アタッカーとしてドラパルトを採用。

 

【個別解説】

パンプジン(特大)

腕白HBベース

主に対ドリュウズを意識しているのでほぼ特化。

意地+2球アイヘまでみれればいいので余る分を少し振り分けている。

本当はステロ込みで陽気ドリュウズのDアイヘ2発まで耐えたかったが振り切っても足りなかったため妥協。

タイマン性能の確保と安定負担技として鬼火と宿木の種はすんなり決まり、ドリュウズの身代わり警戒と水ロトムへの打点として種爆弾を採用したがパーティで先制技が無く必死にダイマックスを削った後の削り用として影うちも候補だった。

最後は回復力が遅いのと拘り持ちに押し切られやすいので食べ残しとのシナジーも考慮、またDMギャラドスがつらいのでDM終了後のとびはねるをケタして守るを持たせた。

特性は欠伸を意識して不眠。

 

ストリンダー

臆病HSベース

ヘドロ回復を意識してHP161まで上げ、身代わりが無振りドヒドイデの熱湯を耐えるようにしている。

圧倒的に多いとふんでいて処理も難しいアーマーガアを意識しているので無振りアーマーガアのDブレバをほぼ3発耐えるように微調整し素早さは最速アーマーガア抜きにしている。

毒みが+ヘドロは昔ながらの強さで必中という強みと音技耐性、また相手が身代わりをしてくれれば嬉しいという独特な性能からかなりのサイクルカッターだった。

アチェンジストリンダーを考察してるのにギアチェンジはハイ専用技と知らずローを使ってたので次回からハイにする。

一応ストリンダーの型はギアチェンジ球炎P型(ドリュウズナットレイ返り討ち型)とB振り眼鏡型(アーマーガア絶対殺すマン型)も候補だったのだがどちらかというとキッスを通す上で邪魔なドヒドイデ絡みを崩したかったのでこの型を選択した。

 

ドリュウズ

陽気hdSベース

フェアリー、電気、岩への繰り出し枠兼高速アタッカー枠兼スピナー兼第2のダイマックス枠。

トゲキッスが通っていなかったりダイマックス不要だった場合(相手が遅くて悪巧みを積む余裕があり、ひるみを期待した方が強そう等)にダイマックスする可能性があったのでミラーでドリュウズにただ落とされる事が無いようダイマックス時に陽気ドリュウズの球地震(D地震)まで確定耐えにし最速。

残りの努力値で水ロトム以上にトゲキッスで突破困難な火ロトムのオーバーヒートまで確定耐えにしたため火力はほとんど上げていない。

基本的にスピナーorスイーパーなので火力に不満は無かった。

メインウェポンの地震、セルフ砂兼範囲用岩雪崩、採用理由の高速スピンまですんなり決まりあと1枠をアイアンヘッド、瓦割り、角ドリル、地割れから迷い一番驚異になり得たアーマーガアの破壊に焦点を合わせて角ドリルを採用した。

 

トゲキッス

臆病HS

 蓄積を入れてC+2以上前提なので火力に振る必要をあまり感じずほぼHS配分。

弱保+積み技という採用が個人的に好きなので(どちらかは通りそうなため)悪巧みを採用しメインウェポン兼上から殴る最強期待値のエアスラで2枠はすんなり決まった。

できるだけ範囲をとりたかったのでもう1つの一致技であるフェアリーを採用する事は決めていたがどうしてもダイフェアリーをうちたいスカーフドラパルトやサザンドラにはDドレインキッスでも足りていたため火力を上げた後のドレインキッスやエアスラで削ってからとどめのドレインキッスがおそろしく強そうと思い試験的に採用し強かった。

最後は火炎放射と波動弾で迷い、ギルガルドと雨パと砂ドリュを意識して火炎放射を採用した。

 

バンギラス

腕白HBベース

B+2で意地ドリュウズのD地震をほぼ2発、意地ミミッキュの球Dじゃれつくを確定で耐える。

ついでに陽気ドリュの地震ならB±0で被弾→ピンチベリー発動、鉄壁から高確率でもう1発耐えるくらい。

無振りミミッキュを噛み砕く+1/8+1/16+1/16+1/10で確定。

ステロの行動保証のためにできるだけ耐久を上げたかった事と釣りやすいドリュウズに素早く負担を与えたかった事からBに振った鉄壁ボディプレス型になり微調整する事でミミッキュにラインがあったのでそこで調整した。

 

ドラパルト

臆病CS

個人的に考察してた他のドラパルトの型が、

ゴダイ/ドラゴンアロー/とんぼ/何か@鉢巻orスカーフ

ドラゴンアロー/鋼の翼/竜の舞/バトンタッチ@弱保

流星群/シャドーボール/火炎放射/とんぼ@球

流星群/たたりめ/鬼火/とんぼ@何か

あたりだったのだが、状況作り無しで最も瞬間火力と一貫性の高いのは眼鏡シャドーボール連打だと思い今回の型を採用した。

実際ほぼ初手出しで有理対面なら殴り、不利対面ならとんぼ、死に出しで縛り変えしたりしつつ最終局面はシャドーボールで一貫をとって掃除する場面が多かった。

特性は迷ったが身代わりには基本ストリンダーが強そうだと思ったのとダイマックスと相性が悪いのでそこまで身代わりは多くないだろうと考え安定のクリアボディを選んだ。

 

【結果総評】

結果は予選を7勝2敗で1位抜けし、そのまま優勝。

第8世代最初の夜空杯を優勝できて良かったです。

仕様にメタられてまともに対戦できないかと心配しましたがやってみると特に気にならず、むしろ相手が長考しててもアドとってる感があって神では?と感じた。

次からホーム解禁後になるかと思うので環境が全く読めませんが開拓していきたいです。